筑前黒田武士の江戸日記

~隔月で第1土曜日に更新~

2013-11-02から1日間の記事一覧

vol.12 一族郎党

福岡藩士だった私の高祖父が「附属分限帳」と題した明治初年の古文書を残している。日経新聞に連載されていた浅田次郎さんの小説「黒書院の六兵衛」には、幕府の書院番の「附属」が登場するのだが、「つけたり」とフリガナが振ってあった。今まで何となく「…