筑前黒田武士の江戸日記

~毎月第1土曜日更新~

vol.29 長崎奉行所

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【所在地】長崎県長崎市立山1-1-1

【関連サイト】http://www.nmhc.jp/index.html

 

 2月に長崎を旅行し、大村、諫早、神代、島原の史跡を周って、最後に長崎歴史文化博物館に立ち寄った。2005年に開館したこの博物館には、長崎奉行所の一部が復元されており、一度見に行きたいと思っていた。

 福岡藩は長崎警備を担当していたから、藩主はじめ藩の関係者が訪れる機会もあっただろう。私の先祖も長崎には公用で何度か来ているようで、もしかすると奉行所を訪問したこともあったのでは、などと想像してみると一段と興味が沸き立ち、精巧に復元された奉行所を堪能できた。

 『長崎警衛記録』(日本史籍協会叢書)を古書店で購入した。異国船来航の折、長崎警備に従事した福岡藩士の日誌である。西洋との唯一の窓口である長崎に出張する機会を得たことが、福岡藩士にとってどのような意味を持ったのか、関心事のひとつであるが、今回の旅を思い起こしながら精読してみようと思う。

(2015年2月訪問)

 

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 表玄関。復元されているのはごく一部で、建物の裏手は近代的な造りの博物館とつながっており、アンマッチな感じもするが、このアングルであれば当時の雰囲気は十分に伝わってくる。

 

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 書院。解説には「長崎奉行の執務室であり、福岡藩佐賀藩などの大名と面会する応接間としても使われた。」との記述。