筑前黒田武士の江戸日記

~毎月第1土曜日更新~

vol.15 江戸城

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【所在地】 東京都千代田区千代田1-1

【関連サイト】 http://www.fng.or.jp/koukyo/koukyo-index.html

 

 湯島聖堂に続き夜景シリーズのようになるが、年末年始で皇居のライトアップが行われていたので、最終日にデジカメを持って出かけてみた。言わずもがなであるが、黒田の殿様も度々登城したであろう旧江戸城だ。

 二重橋堀の堀端からの眺めは、「二重橋」と間違われがちな正門石橋(「二重橋」は奥にある正門鉄橋)、西の丸大手門(現在の皇居正門)、伏見櫓が明るく照らし出されていて、堀のみなもに映る姿とのコントラストもなかなかよい。このほか、坂下門と富士見櫓も暗闇に浮かぶがごとくライトアップされていた。

 NHKの年始番組では、江戸城の本丸御殿が本格的なCG映像で再現されていた(「よみがえる江戸城」)。高橋克実さんが観光ツアーガイドに扮して案内してくれる設定で、1万坪以上の敷地に800もの部屋を備えた圧巻の御殿見学を擬似体験できた。実際にそんなツアーがあったら、是非とも参加してみたいものだ。

(2014年1月訪問)

 

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老中の安藤信正が水戸浪士らに襲われた場所(坂下門外の変)でもある坂下門。夜更けに人影はまったくなく、あまりの静寂さに幕末の大事件を想像するのは難しい。

 

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本丸に残る富士見櫓。『徳川実紀』を見ると、例えば嘉永6年(1853)、藩主の国許帰着の挨拶として、久世半右衛門(大組1,200石)が檜之間で御礼の品を献上した旨の記事があり、藩主のみならず藩士にも彼の壮大な御殿にあがる機会があったようだ。